安佐動物公園に行ってきた

広島じゃ有名な動物園なんだけど、うーん千葉のぞうの国の方が楽しかったなあ。
ぞうの国は、エサをあげたりして動物それぞれの個性に触れられるけど、その他の動物園はそれに類する触れ合いができないから、個性が分からないんだよね。
沢山の入園者がエサをあげまくることが良いことかどうかは別問題だけどさ。
個性を知ることって大事だと思う。
「どんな動物でも、飼っちゃえば可愛いわよ」なんて言うけど、それも個性を知ることができるから。
動物の魅力は、ロボットと違って、それぞれ性格があり、それなりに考えて動いてるからなんだよ。
一般の動物園みたいに、「シマウマ」を柵の外から眺めているだけだと、「シマウマ」という認識だけで終わる。
正直、それが「モモコ」だろうが「タロウ」だろうがどうでもいい。「シマウマ」だから。それ以上でもそれ以下でもない。
「お調子者」なんて説明書きに書かれていても、それが見えない。「だから?」という気がしてしまう。
でも、実際に触ることができると、媚びる奴や臆病な奴、マイペースな奴がいろいろいて、急に可愛くなる。
個性は説明しても伝わらないよね。自分で体験しないと。
本当は何回も通うと、だんだん分かってくるのかも知れないけどさ。
でも、そんな暇無いし。遠いんだも。


あとねー、ぞうの国は飼育状態がもっとおおらかだったなあ。
ポニーとシマウマとなんかよく分からんウマがいっしょくたになってたり。
たてがみもあんまり手入れしてなくてワイルドな感じになってたり。
人でいうと、子だくさん大家族って感じがした。
アルパカと羊とウマが一緒の柵に居て、エサをやると群がり、お互いに唾液飛ばして攻撃し合ってた。
ミニブタなんか、でかいのが小さいのを押しつぶしてエサ食ってたし。悲鳴がすごかった。
それに比べると、安佐動物公園はお上品だったな。
ぞうの国は入園料が高いし、エサも有料だけど、ぞうの国だったら何回でも行きたい。
遠いのが残念だ。


ところで、安佐動物公園ではネズミやウサギを大量生産していて、いつも「妊娠中のネズミ」「孵化間近のヒヨコの卵」等が見られる。
そんなに増やしてどうするんだろう。という疑問がなんとなく頭をよぎりつつ、爬虫類館へ。
爬虫類館には大きなニシキヘビがいる。
私が見たとき、お腹が明らかに不自然な感じで膨れていた。そして説明書きに「ニシキヘビは大きなウサギを3匹食べます」と書かれていた。
動物園にもサークルオブライフがあるらしい。