妊婦さんの体重管理は病的

ドイツ→そんなの無し。
イギリス→そんなの無し。
アメリカ→なにそれ。


ってことで、日本の妊婦さんに対する体重管理は病的らしいです。
私もそう思う。
昨今のガリガリモデルブームみたいに、痩せていれば痩せているほど良いみたいな。
母親学級でも、もちろん栄養の大切さも教えられましたが、それ以上に「太るな、太ると難産でヘタしたら死ぬぞ」と。
痩せるためなら栄養は二の次、くらいの印象を受けました。
でも、子供を成長させている妊婦に対して「太るな」は変じゃない?
その影響で最近問題になってきているのが、低体重児の出産。
【参考記事】
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20100922MS03102A.html
この記事を見て、そうだよなーと深く頷いてしまいました。
記事の最後に、飯島一誠・特命教授の「日本では低体重への危機意識があまりに低い。経験則でなくデータに基づく栄養指導を確立したい」という言葉あります。
本当にその通りだと思います。
妊婦が栄養を蓄えるようにできているのは、ちゃんと意味があるからだと思うんだけどなあ。
昔、扁桃腺を「要らないもの」として切除していたけど、ちゃんと役目があったでしょ。
あれと同じで。
「子供と胎盤、羊水で6キロだから、6キロ以上は太るな」と言って叱り、赤いハンコをバンバン押すのは気違いじみてると思うのは私だけでしょうか。