広島知事が育休取るらしいね

厳密に言えば、短期休暇だけど。
「若い人を中心に批判が多い」らしいけど、これって若い人は子供がいないからなんだろうなーと思う。
子供がいないと、妊娠・出産・育児のことを何も知らないから、批判的になりやすいんだろな。
かくいう私も、子供いないときは無知な故に妊娠や育児について批判的だったし。
「女は子供ができると、突然「今月辞めます」とか言い出すから、仕事任せらんねーよ」と思ってました。いつでも辞められるようなテキトーな仕事しか与えないのも、女が「結婚」だの「妊娠」だので、実に勝手に辞めていくせいなんだろうなあ、とか。
だから、自分は在職中はずっと避妊してたし、辞めて実家に帰ってから、実に計画的に子供作った訳だけれども。
今は、その批判がちょっと緩和。
妊婦さんて悪阻があるから(私は無かったけど)、仕事続けたくても続けられないんだよね。
それも、たまに気持ちが悪くなる程度じゃなくて、酷いときはホント、一歩歩くたびに吐いたりするらしい。
私が行っている産院でも、待合室で必ず2〜3人は点滴してるし。
だから、大事を取って退職する訳だけど、たぶん辞める本人も、突然辞めることが周りにあまり快く思われないのを知ってるんじゃないかな。今月辞めますって、誰だって言いにくいよね。
気にしなくて良いんだけれども。
今は、「妊婦は自分の都合で身勝手に辞めていく」ではなく、「大仕事のために転職するんだな」と思ってます。


ちょっと脱線しましたが、知事の育休も同様だと思います。
父親の育児参加がとても大事ということは、子供ができたら分かることなんじゃないかな。
育休は夏期休暇なんかと違って、子育てが一番大変なときに子育てをする、という、云わば短期転職なんだから、「育休=家で遊ぶための長期休暇」というイメージをまずは払拭しないといけませんね。
これもまた、子育てをしてみないと分からないんだろうけど。
あと、余裕を持って育休を取れるように、会社の人員を増やさないといけませんね。
ひとりに全部任せたら、その人が休みを取れなくなる。だから、最低二人に分担させないといけません。
まあ、会社の経営状態にも依るので、簡単にはいかないでしょうが。
自分が起業して人員を雇うときは、給与を安くして、その代わり仕事には余裕を持って臨めるようにしたいです。