「黒部の太陽」観て来た

広島市の上映が終わってしまっていたので、昨日、三原リージョンプラザでの上映を観てきました。
名作だったよ!
私は映画通ではないけど、洋画はそれなりに観た。
んで、その中でもベスト3に入るくらいの面白さだったよ。
長いけどね。3時間半(;´∀`) 途中休憩15分入るけど、さすがに疲れた。

もちろん映像や音声などの演出、テンポの良さも魅力なんだけれども、一番目を引いたのは、やっぱり役者の演技力だね。
一級の役者たちが集まってるから、どんどん惹きこまれる。
石原裕次郎三船敏郎も素晴らしいんだけど、一番印象に残っているのは、主人公岩岡(石原裕次郎)の父親、源三(辰巳柳太郎)の鬼畜っぷりw
クズでありながら人間らしさがある。このキャラクターを演じるのは、相当難しいのではないかと思った。
落盤の危険に、建設事務所の次長、北川(三船敏郎)が「退避、退避──!!」と叫ぶのに、「逃げるなぁ!!」と坑夫たちを棒で打ちのめす鬼畜親方、源三。
洞穴を支えている木板がミシミシと崩壊を始め、水が溢れ出てくる中、北川と岩岡が源三を袋叩きにして回収するシーンは圧巻ですwww(そしてその直後の落盤事故シーンは、撮影中に起きたホンモノの事故だったらしい。確かに、演技には思えない必死の形相。CGを多様して役者の安全を確保する今の映画ではとても実現できない凄いシーンだった。)

 こんなん

内容をいろいろ言うのは野暮だから黙ってる。
感想としては、「分かりやすくてテンポが良くて迫力とリアリティがあった。石原裕次郎が言った通り、大きなスクリーンで見た方が良いね。観に行って良かった!」て感じかな。